日本音響で行う測定は多岐にわたります。
日々の業務で頻繁に行われているものの代表例としては
下記のものがあげられます。

パワーアンプの最大出力の実測

テストベンチ

ダミーロード

連続1.6kW(瞬間最大4kW)のダミーロード(ノンインダクタンス巻、自然空冷)4 Ω× 4 本使用により、2 ~ 16 Ωの負荷抵抗が自由に選択可能です。

ダミーロード

オッシロスコープ

30MHz 3現象 2台

オッシロスコープ

VTVM(ミリバル)

VTVM(ミリバル)

これらのセットは、古典的ではありますが、常に最良の状態を維持しています。(この規模のベンチは関西では唯一です。)
日本音響で販売されているパワーアンプ(特に中古)の最大出力は全てこれらのベンチと測定系で実測された後、さらに過酷なテスト(衝撃印可テスト、減電圧テスト等)を経て出荷されています。

Fast Fourier Transform

ソフトウェアFFT とハードウェアFFT の両方を備えており、これらを中心とした測定系を形成しています。

測定系1ハードウェアFFT測定系2ソフトウェアFFT

これらの測定系により、線路・機器のリアルタイムな周波数特性の取得はもちろんのこと、残留雑音、雑音の相関取得による解析、位相特性・歪み特性の測定と解析、デジタル信号系のレイテンシー測定などを実施しています。

絶縁抵抗検査(PSE準拠)

かつてPSE 問題で話題となった絶縁抵抗検査は、会社創業時(1985年)より全数実施しております。

お客様の安全に関わる問題ですので、一般電気工事における基準より、遙かに高い独自基準を設定しています。

絶縁抵抗検査

無響室を利用した測定

伝達特性 (周波数レベル応答・レベル応答)

無響室での音響測定も承っております。
反射の無い無響室を使用する事で、極めて再現性のある計測を高精度に行うことが可能です。